【はじめに】
ある空き家の実話です。三島市郊外に位置する空き家は、長期間人が入らないため、蜂が越冬しやすい環境となっていました。特に春先からゴールデンウィークにかけて、温度が上昇し蜂の活動が活発になると、蜂の巣は徐々に成長し、放置すれば夏場に近隣からの通報に発展し、巣の規模も大きくなり費用も高額になるといったリスクが潜んでいます。今回は、ゴールデンウィーク直前に空き家で小さな蜂の巣を見つけた実話を元に、蜂の早期対策の重要性について詳しくお伝えいたします。

【現場発見の衝撃】
4月のある晴天の日、所有者は長期間管理していなかった空き家を点検するために訪れました。普段人が入らない空き家は、埃や湿気がこもり、蜂の越冬場所として絶好の環境です。所有者が玄関の扉を開けた瞬間、狭い廊下から何十匹もの蜂が舞い上がり、まるで空間全体を蜂が覆いつくすかのような光景に出くわしました。実際、現場ではパッと見ただけで10匹以上の蜂が確認され、さらに奥の倉庫部分では小さな蜂の巣が点在していることが明らかになりました。蜂の存在は、普段なら気づかない小さな隙間や、古い家具の裏、天井のすき間などに潜んでおり、放置されると蜂の巣は急速に成長するのです。

【空き家管理の問題点】
この空き家は、数年前から住む人もなく、定期点検が行われていなかったため、蜂が越冬するには絶好のロケーションとなっていました。蜂は、温度や湿度が一定に保たれる場所を好むため、空き家の中は蜂の繁殖地となりやすいのです。所有者は、最初は蜂の巣が小さいうちに駆除を検討していなかったため、実際には蜂の巣が複数存在し、1つの巣があると見せかけても実際は複数の蜂巣が連動して発生するという現実に直面しました。蜂の被害は、早期発見・早期対策が極めて重要であることを痛感させるもので、放置すれば夏場に近隣住民からの通報で急遽駆除作業が必要となり、結果的に駆除費用が飛躍的に上昇するのです。

【対策と今後の教訓】
この実話の教訓は、ゴールデンウィークや春先のお休み期間中に、空き家など普段人が入らない建物の点検を欠かさず実施することの重要性です。蜂の巣は、早期に見つけて対策を講じれば小さいうちに駆除でき、蜂の再発リスクも低減されます。逆に、蜂の巣を放置すると、女王蜂を中心に蜂の群れが急増し、巣が巨大化。さらに、蜂の巣は1カ所に留まらず複数存在するケースが多いため、結果的に大掛かりな駆除作業となり、費用も高額になります。所有者は、その後、専門業者に依頼し、早急に蜂駆除を実施。蜂の再来を防ぐために、プロ用忌避剤の施工も合わせて行った結果、夏場に向けた蜂被害を未然に防ぐことができました。