最近、三島市でもミツバチに関する相談が増えてきました。
スズメバチやアシナガバチと違い、ミツバチの場合は「蜂は見えるのに巣が見えない」という相談が多いんです。
今回のお宅もそんなケースでした。
洗濯物を干している時に、なんとなく蜂が飛んでいる。
最初は数匹だったそうです。
でも、毎日のように同じ場所で見かける。
よく観察すると、屋根の隙間へ出入りしているように見える。
そこで相談をいただきました。
実際に現場へ行ってみると、確かにミツバチが同じ場所を何度も出入りしています。
しかし、肝心の巣は見えません。
これ、ミツバチではよくあるケースなんですよね。
ミツバチは見えない場所に住むことが多い
スズメバチやアシナガバチは、比較的巣が見える場所に作ることがあります。
一方でミツバチは違います。
建物の隙間や壁の中、屋根裏などを好みます。
今回も外から見えるのは蜂だけでした。
実際の巣は屋根材の内側にある可能性が高い状態でした。
ミツバチは巣板と呼ばれる蜂の巣を何枚も作ります。
そのため、外から見えなくても内部ではかなり大きな群れになっていることもあります。
「蜂飛んでるけど巣が見えない」という場合、実は建物の中に住んでいるケースも少なくありません。
なぜ屋根の隙間を選ぶのか
蜂からすると、屋根の隙間はかなり魅力的な場所です。
まず雨が入りにくい。
風の影響も少ない。
さらに天敵にも見つかりにくい。
そして人にも気づかれにくい。
条件がかなり揃っているんです。
特に三島市は自然と住宅地が近い地域です。
庭木や公園も多く、ミツバチにとって餌となる花も豊富です。
そのため、新しい住処として建物の隙間が選ばれることがあります。
春から初夏は分蜂の季節
ミツバチの相談が増える理由の一つが分蜂です。
分蜂とは、群れが増えた時に新しい女王蜂と一緒に一部の蜂が引っ越しする現象です。
特に4月から6月頃によく見られます。
公園の木や住宅の壁に大量の蜂が固まっている写真を見たことがある方もいるかもしれません。
あれが分蜂です。
新しい住まいを探している最中なんですよね。
今回のケースも、分蜂後に新しい住処として屋根の隙間を選んだ可能性があります。
放置するとどうなるのか
ミツバチは比較的大人しい蜂です。
そのため、すぐに危険というわけではありません。
ただ、建物内部に住み着いた場合は別の問題が出てきます。
巣板が大きくなる。
蜂蜜が蓄積される。
巣が長期間残る。
こういったことが起こります。
また、ミツバチがいなくなった後も巣だけ残ることがあります。
その結果、別の虫が集まったりするケースもあります。
だからこそ、早めに状況を確認することが大切なんですよね。
蜂が飛んでいる時の確認方法
「蜂の巣どこ?」という相談は本当に多いです。
そんな時は、まず蜂の動きを観察します。
ミツバチは出入り口が決まっています。
同じ場所へ何度も戻ります。
今回も数分観察していると、同じ隙間へ戻る様子が確認できました。
蜂が一直線に飛んでいく先を見ると、意外と発見できることがあります。
ただし、近づき過ぎるのは避けた方が良いですね。
自分で対応できるのか
ミツバチの場合、分蜂の群れなら自然に移動することもあります。
ただ、建物内部へ入り始めている場合は話が変わります。
巣板が作られてしまうと簡単ではありません。
また、高所や屋根周辺は転落の危険もあります。
無理に確認しようとして怪我をするケースの方が心配です。
特に脚立作業は注意したいですね。
今回の現場で感じたこと
今回のお客様は最初、「蜂が飛んでるだけだから大丈夫かな」と思っていたそうです。
でも毎日見かける。
しかも同じ場所に集まる。
その違和感がきっかけでした。
現場へ行くと、確かに巣は見えません。
ただ、ミツバチの出入りははっきり確認できました。
蜂の動きを見ていると、本当に同じ場所へ戻っていくんですよね。
人の目では気づきにくい隙間ですが、ミツバチにとっては十分な入口です。
改めて感じたのは、蜂は人が見ていない場所を見つけるのが上手だということです。
屋根の隙間。
壁の中。
換気口周辺。
こうした場所は本当に人気があります。
今回も早い段階で気づけたので良かったケースでした。
よくある質問
Q. ミツバチは危険ですか?
A. 基本的には比較的大人しい蜂ですが、刺激すると刺すことがあります。
Q. 蜂が飛んでいるだけでも巣がありますか?
A. 同じ場所を何度も出入りしている場合は近くに巣がある可能性があります。
Q. 分蜂は放っておいても大丈夫ですか?
A. 一時的な群れなら移動することもありますが、建物へ入り始めている場合は注意が必要です。
Q. 屋根の隙間はミツバチが好きですか?
A. 雨風を避けられるため、住処として選ばれることがあります。
まとめ
今回は三島市で見つけた屋根の隙間のミツバチについてご紹介しました。
ミツバチは巣が見えないことも多く、「蜂だけ飛んでいる」と感じるケースがあります。
特に春から初夏は分蜂の季節です。
同じ場所へ何度も出入りしている場合は、近くに住み着いている可能性があります。
三島市のように自然が豊かな地域では、こうした相談は毎年あります。
蜂が飛んでいるけど巣が見つからない。
そんな時は少し蜂の動きを観察してみると、思わぬ場所が見つかるかもしれません。
無理はせず、不安な場合は相談してくださいね。
