富士宮市の防犯カメラ横に作られたアシナガバチの巣|雨風を避けた場所で発見された蜂の巣

富士宮市で蜂駆除のご依頼をいただき現場へ向かいました。

今回の写真を見た時、正直少し面白いなと思いました。

なぜかというと、蜂の巣が作られていた場所が防犯カメラの真横だったからです。

人間からすると、防犯カメラは「監視している場所」です。

目立つ場所ですし、見つかりやすそうにも見えます。

ところが蜂はそんなことを気にしていません。

蜂にとって大事なのは監視されているかどうかではなく、住みやすいかどうかです。

雨が当たらない。
風が少ない。
巣を固定しやすい。
人の手が届きにくい。

それだけなんですよね。

今回の現場はまさに蜂からすると条件の揃った「好物件」でした。

富士宮市でも5月から6月にかけて蜂の相談が一気に増えてきます。

この時期は女王蜂が巣作りを進める季節です。

小さな初期巣を見つける機会も多くなります。

今回の巣もまだ初期段階でしたが、見つけられたタイミングとしてはかなり良かったケースでした。


蜂は人間の感覚と全く違う場所選びをする

蜂駆除の現場へ行くと、毎回のように思うことがあります。

それは「蜂は人間と全く違う視点で場所を選んでいる」ということです。

例えば人間なら目立つ場所は避けたくなります。

しかし蜂は違います。

目立つかどうかではなく、生活しやすいかどうかで判断しています。

今回の防犯カメラの横もその典型例です。

カメラそのものに意味はありません。

カメラを固定するための壁がある。
屋根がある。
雨が当たりにくい。
直射日光も避けられる。

蜂からすると好条件です。

現場ではこうした「なぜそこ?」と思う場所に巣があることが本当に多いです。

室外機の中。
換気フードの裏。
配線の束。
雨戸の戸袋。
表札の裏。

人間には意外でも、蜂にとっては理想的な住環境だったりするんですよね。


4月から6月は女王蜂が家探しをする季節

春になると越冬していた女王蜂が活動を始めます。

4月頃はまだ一匹だけで巣作りをしています。

この段階の巣は初期巣と呼ばれます。

大きさはピンポン玉程度だったり、ゴルフボール程度だったりします。

非常に小さいので見逃してしまうこともあります。

しかし女王蜂は毎日少しずつ巣を大きくしていきます。

そして最初の働き蜂が羽化すると状況が変わります。

巣作りのスピードが一気に上がるんです。

最初は小さかった巣も、気付けば手のひらサイズになっていることがあります。

さらに夏に向かうと蜂の数も増えます。

だからこそ今の時期の発見はとても大切なんですよね。


なぜ軒下周辺に蜂の巣が多いのか

今回の現場も軒下でした。

実は軒下は蜂の巣ができやすい代表的な場所です。

雨が直接当たりません。

風も比較的弱いです。

建物の構造物があるため巣も固定しやすい。

さらに高い位置なので人も近付きにくい。

蜂からすると非常に住みやすい環境です。

富士宮市は自然が豊かで庭木の多い住宅も少なくありません。

餌となる昆虫も豊富です。

そのため住宅周辺に蜂が集まりやすい環境が揃っています。

毎年同じ場所に蜂が来るという相談もありますが、それは環境が気に入られている可能性もあるんです。


放置するとどんなことが起こるのか

今回の巣はまだ小さかったため比較的早い発見でした。

しかしもし発見が1か月遅れていたらどうでしょう。

働き蜂はさらに増えていたと思います。

巣も大きくなっていたでしょう。

玄関周辺や駐車場付近で蜂の出入りが目立つようになっていたかもしれません。

もちろん全ての蜂がすぐに危険というわけではありません。

ただ、人との距離が近くなるとトラブルの可能性は高くなります。

子どもが遊ぶ場所だったり、荷物を運ぶ場所だったりすると気付かず近付いてしまうこともあります。

だからこそ早めに発見できると対応しやすくなるんですよね。


市販スプレーを使う時の注意点

ホームセンターには蜂用スプレーが販売されています。

小さな初期巣であれば対応できるケースもあります。

ただし注意点もあります。

まず高所作業は危険です。

今回のような場所も脚立が必要になる場合があります。

脚立の上で蜂が飛び出してくると転落事故につながることもあります。

また見えている蜂だけで終わりではありません。

巣の裏側にいることもあります。

思ったより数が多いこともあります。

現場でも「やろうと思ったけど怖くなってやめた」という方は少なくありません。


現場で感じたこと

今回のお客様は最初、防犯カメラの異常かと思ったそうです。

なぜかというと、防犯カメラ付近を蜂が飛んでいるのが見えたからです。

最初はたまたまだと思ったそうです。

しかし翌日も飛んでいる。

さらにその次の日も同じ場所を飛んでいる。

そこで初めておかしいと感じたそうです。

現場へ到着して確認すると、確かに蜂の出入りがあります。

少し離れて見ていると、防犯カメラの横へ吸い込まれるように飛んでいきます。

こういう時、蜂は正直なんです。

巣の場所を隠そうとはしません。

むしろ自分たちで教えてくれます。

同じ場所を行ったり来たりするからです。

しばらく観察すると完全に巣の位置が分かりました。

近くで見るとまだ初期巣でした。

働き蜂も多くありません。

「今見つかって良かったですね」

そんな話をしながら現場を見ていました。

もしこのまま夏まで気付かなければ、蜂の数はかなり増えていたと思います。

防犯カメラがあっても蜂は気にしません。

蜂からすると住みやすさが全てです。

改めて蜂目線で住宅を見ることの大切さを感じた現場でした。


よくある質問

Q. 防犯カメラの近くに蜂の巣はよくできますか?

A. カメラではなく軒下や壁際の環境を蜂が気に入っているケースが多いです。

Q. 蜂は毎年同じ場所に来ますか?

A. 条件の良い場所は繰り返し狙われることがあります。

Q. 小さい巣なら自分で取れますか?

A. 状況によります。高所の場合は特に無理をしない方が安心です。

Q. 5月の蜂は危険ですか?

A. まだ初期段階が多いですが、これから数が増える時期です。


まとめ

今回は富士宮市で見つけた、防犯カメラの真横に作られた蜂の巣をご紹介しました。

人間から見ると意外な場所ですが、蜂からすると雨が当たらず住みやすい好条件の場所だったのだと思います。

蜂は人間の感覚とは違う基準で場所を選びます。

だからこそ室外機や換気口、防犯カメラの周辺など思いがけない場所に巣が作られることがあります。

5月から6月は蜂が増え始める時期です。

住宅周辺を少し見上げてみるだけでも初期巣を発見できることがあります。

今回のように小さいうちに見つけられると対応もしやすくなります。

無理はせず、不安な場合は相談してくださいね。

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