沼津市の戸建て住宅で、キッチンの換気口に作られたコガタスズメバチの巣を駆除しました。今回の現場で重要だったのは、同じ場所に何年か前にも蜂の巣ができていたことです。巣は20〜40cmほどの中型で、今回は駆除だけで終わらせず、粘着シートで戻り蜂を捕獲したあと、換気口の外側へネットを設置しました。
結論からいうと、同じ換気口に繰り返し巣を作られる場合は、巣を撤去するだけでなく、蜂が利用できる場所そのものへの対策が重要です。今回も「なぜ同じ場所にまた作られたのか」を考えると、再発防止がされていなかったことが大きいと感じました。そこで、換気機能を残しながら蜂が物理的に侵入できないようネットを取り付けています。
今回の現場
ご依頼先は沼津市の戸建て住宅です。お客様からは「キッチンの換気口にスズメバチの巣ができて危険。何年か前にも同じ場所にできたので、今後の対策も知りたい」とご相談いただきました。
現場で確認した蜂はコガタスズメバチ。巣はキッチン換気口部分に1個あり、大きさは20〜40cmほどでした。今回のようなケースで注目したいのは、過去にも同じ場所で営巣されているという点です。
現場情報
- 作業日:2026年8月16日
- 地域:沼津市
- 蜂の種類:コガタスズメバチ
- 巣の大きさ:20〜40cm
- 巣の場所:キッチンの換気口
- 建物:戸建て住宅
- 巣の個数:1個
- 作業時間:30〜60分
換気口は住宅設備として必要な場所なので、単純に穴を完全に塞げばよいわけではありません。一方で、外側に蜂が入り込める状態が残っていれば、営巣場所として再び利用される可能性があります。今回は過去にも巣を作られたという情報があったため、「撤去して終了」では再発防止として不十分だと判断しました。
作業では、まず活動中の巣を駆除しました。巣を撤去したあとには、外へ出ていた働き蜂が元の場所へ戻ってくることがあります。そのため、巣がなくなった直後も周囲の蜂の動きを確認し、粘着シートを設置して戻り蜂を捕獲しました。
戻り蜂への対応を行ったあと、今回の再発防止として換気口の外側にネットを取り付けました。ポイントは、換気口としての役割を残しながら、蜂が物理的に中へ入り込めない状態を作ることです。
これ結構あるんですよね。一度蜂の巣を撤去して安心しても、建物側の条件が何も変わっていなければ、翌年以降に再び営巣場所として利用される可能性があります。今回の現場は、まさに「駆除後の対策」が重要だと分かる事例でした。
作業時間は30〜60分ほど。巣の駆除、戻り蜂の捕獲、そして換気口へのネット設置まで行って作業完了です。お客様が気にされていた「また同じ場所に作られないためにはどうすればよいか」という部分まで、実際の建物に合わせて対策することができました。
なぜ換気口に巣を作るのか
住宅の換気口は、外壁から少しくぼんだ構造になっていたり、カバーによって上部や周囲が守られていたりすることがあります。こうした場所は雨が直接当たりにくく、蜂にとって巣を作れる空間が確保されていれば営巣場所として利用されることがあります。
また、換気口は人が日常的に触る場所ではありません。室内では毎日キッチンを使っていても、外壁側の換気口を確認する機会は少ないため、蜂が巣作りを始めても気付きにくい場所です。
今回のように以前にも同じ場所で営巣されている場合、その換気口が蜂にとって巣を作りやすい条件になっている可能性を考える必要があります。蜂の気持ちになれば、雨を避けられて人から触られにくい場所は選びたくなる場所です。
今回のコガタスズメバチの特徴
コガタスズメバチは、春に女王蜂が単独で巣作りを始めます。初期巣はまだ小さく、働き蜂も少ない状態ですが、季節が進むにつれて働き蜂が増え、巣も徐々に大きくなっていきます。
今回の作業日は8月16日で、巣は20〜40cmほどの中型まで成長していました。夏は働き蜂の活動も活発になる時期です。換気口のように生活空間と近い設備に巣がある場合は、巣を刺激しないよう注意する必要があります。
注意点
換気口にスズメバチが出入りしている場合、自分でネットを取り付けるために活動中の巣へ近づくのは避けてください。先に巣と戻り蜂への対応を行い、安全を確認したうえで侵入防止対策をすることが重要です。
放置するとどうなるか
活動中の巣をそのままにすると、時期によっては働き蜂が増え、巣もさらに成長する可能性があります。換気口は住宅設備なので、人が庭や玄関を通る場所とは違っても、生活空間に近い場所で蜂が活動することになります。
また、今回のように過去にも同じ場所へ巣を作られている場合、巣だけ撤去して侵入できる状態を残しておけば、今後も営巣場所の候補になる可能性があります。必要以上に恐れるのではなく、巣の撤去と建物側の対策を分けて考えることが大切です。
再発防止
今回の現場で最も重視したのが再発防止です。お客様から「何年か前にも同じ場所にできた」と聞いたことで、過去の駆除後も蜂が利用できる状態が残っていたことが分かりました。
まず、巣の撤去後に粘着シートを設置して戻り蜂を捕獲しました。そして蜂の活動が落ち着いたあと、換気口の外側へネットを設置しています。これによって、換気するための開口部は確保しながら、蜂が内部へ侵入できないようにしました。
今回の再発防止を整理すると、次の3段階です。
- 活動中のコガタスズメバチと巣を駆除する
- 粘着シートで戻り蜂を捕獲する
- 換気口の外側へネットを設置して侵入を物理的に防ぐ
同じ場所へ繰り返し巣を作られるケースでは、「また取ればいい」ではなく、なぜその場所が利用できる状態なのかを見ることが重要です。今回も再発防止対策がされていなかったことが、同じ場所で営巣された一つの要因だと現場で感じました。
忌避剤を使う方法もありますが、今回のようにネットで物理的に侵入経路を遮断できる場所では、建物の機能を損なわない形で入れない状態を作ることも有効な対策になります。
沼津市の住宅環境と蜂
沼津市は住宅地の中にも庭木や植え込みがあり、場所によっては自然環境と住宅が近い地域です。こうした環境では、コガタスズメバチが餌を探しながら住宅周辺へ飛来し、軒下や庭木、住宅設備まわりなどに巣を作ることがあります。
住宅の外壁には換気口、配管、エアコン設備など、人の生活には必要でも普段細かく確認しない場所がいくつもあります。蜂はそうした場所に巣作りできる空間があれば利用することがあります。
特に過去に蜂の巣ができた場所は、翌年以降も春から初夏に確認しておくと安心です。沼津市の戸建て住宅で以前営巣された経験がある場合は、巣が大きくなる夏だけでなく、巣作りが始まる時期から同じ場所を確認することが早期発見につながります。
今回学んだこと
今回の現場で改めて感じたのは、同じ場所への再発には理由があるということです。何年か前にも換気口へ巣を作られており、今回も同じ場所が利用されていました。
巣を撤去することはその時点の問題を解決するために必要ですが、建物側の条件が変わらなければ再び利用される可能性があります。今回はネットを取り付けて物理的に侵入できない状態まで作りました。「駆除したあと、そこをどうするか」まで考えることが再発防止では重要だと感じた現場でした。
よくある質問
Q. キッチンの換気口にもスズメバチは巣を作りますか?
蜂が入れる空間があり、雨を避けられる構造になっている場合は営巣場所として利用されることがあります。外側から巣が見えなくても、同じ換気口へ蜂が繰り返し出入りしている場合は注意が必要です。
Q. なぜ何年か前と同じ場所に巣ができたのですか?
今回の現場では、換気口に蜂が入り込める状態が残っていました。過去に巣を撤去しても建物側の条件が変わっていなければ、再び営巣場所として利用される可能性があります。
Q. 換気口を完全に塞いでしまえば再発しませんか?
換気口は住宅設備として必要なため、開口部を完全に塞ぐ方法は適切ではありません。今回は外側へネットを取り付け、換気機能を残しながら蜂が物理的に侵入できないようにしました。
Q. 巣を取ったあとに粘着シートを使うのはなぜですか?
駆除するときに外へ出ていた働き蜂が、あとから元の巣の位置へ戻ってくることがあるためです。今回は粘着シートを設置して戻り蜂を捕獲してから、換気口へのネット設置を行いました。
Q. 過去に蜂の巣ができた場所は毎年確認した方がいいですか?
同じ場所が再び営巣に利用される可能性を考え、春から初夏に確認しておくと早期発見につながります。特に侵入できる隙間や空間が残っている場合は、巣ができる前の対策も検討するとよいでしょう。
まとめ
今回は沼津市の戸建て住宅で、キッチンの換気口に作られた20〜40cmほどのコガタスズメバチの巣を駆除しました。何年か前にも同じ場所へ巣を作られており、お客様も今後の再発防止を気にされていた現場です。
巣を駆除したあとは粘着シートを設置して戻り蜂を捕獲し、その後、換気口の外側へネットを取り付けました。換気口としての役割は残しながら、蜂が物理的に入り込めないようにするための対策です。
今回のポイントは、同じ場所に蜂の巣が繰り返しできる場合、巣だけを見るのではなく「なぜその場所を利用できるのか」を考えることです。過去に蜂の巣ができた場所は春から確認し、必要に応じてネットなどで侵入できない環境を作ることが再発防止につながります。
