裾野市の戸建て住宅で、庭木の中に作られた大型のコガタスズメバチの巣を駆除しました。今回の現場では、お客様がお子さんと庭で遊んでいたところ、たくさんの蜂が飛んでいることに気付き、それ以降は怖くて外で遊べなくなっていました。巣は40cm以上まで成長しており、大きく伸びた庭木の内部に隠れていました。
結論からいうと、庭木の中に作られるスズメバチの巣は、木が茂るほど外から見つけにくくなります。今回は夜間に作業し、植木の中から巣を探し出して駆除。その後、庭木の一部を伐採して巣を取り出しました。夜間作業で一匹も逃さず駆除できたため、戻り蜂への追加対策は行っていません。
今回の現場
ご依頼先は裾野市の戸建て住宅です。お客様は普段、お子さんと庭で遊んでいたそうですが、あるとき庭を飛んでいる蜂の数が多いことに気付きました。蜂がどこから来ているのか分からず、危険を感じて庭で遊べなくなったことからご相談いただきました。
現場で確認した蜂はコガタスズメバチです。巣は庭木の中にあり、大きさは40cm以上。今回まず苦労したのは、駆除そのものよりも巣を見つけることでした。
現場情報
- 作業日:2026年8月17日
- 地域:裾野市
- 蜂の種類:コガタスズメバチ
- 巣の大きさ:40cm以上
- 巣の場所:庭木の中
- 建物:戸建て住宅
- 巣の個数:1個
- 作業時間:30〜60分
庭木がかなり大きく伸びており、枝や葉が重なった内部は外側からほとんど見通せない状態でした。蜂が飛んでいることは分かっても、その先にある巣がすぐ見えるとは限りません。蜂の出入りを確認しながら、植木の中を慎重に探していきました。
これ結構あるんですよね。庭木の中にできた巣は、葉が屋根のようになって外から隠れます。今回も40cm以上ある大型の巣でしたが、庭木が茂っていたため発見までに時間がかかりました。「これだけ大きければすぐ見つかるだろう」と思いがちですが、植木の中ではそうとも限りません。
巣の位置を特定したあとは、夜間に駆除作業を行いました。今回は一匹の蜂も逃さず駆除できる状態で作業できたため、巣を制圧したあと庭木を一部伐採し、内部から巣を取り出しました。
通常、日中の駆除では外へ出ていた働き蜂があとから戻ってくることがあり、粘着シートなどを使って戻り蜂への対策を行うケースがあります。しかし今回は夜間作業で一匹も逃さず駆除できたため、追加の戻り蜂対策は必要ないと判断しました。
作業時間は30〜60分ほどでした。今回の現場を見て特に感じたのは、庭木の剪定時期の重要性です。春の段階でしっかり剪定し、枝葉が過度に密集しない状態にしておけば、蜂が巣を作った場合にも早く気付きやすくなります。
お子さんが普段遊ぶ庭だからこそ、蜂がたくさん飛ぶようになってからではなく、「最近この木の周りだけ蜂をよく見る」という段階で一度観察することが大切だと感じました。
なぜ庭木の中に巣を作るのか
コガタスズメバチは庭木や生け垣などにも巣を作ることがあります。枝や葉が密集した場所は、上からの雨や強い日差しを避けやすく、外から巣そのものも見えにくくなります。
今回の庭木はかなり大きく伸びていました。枝葉が茂れば、その内側には人の視線が届きにくい空間ができます。蜂の気持ちになれば、周囲が葉で囲まれていて簡単に邪魔されない場所は巣を作る候補になりやすい環境です。
さらに庭木は、普段から目にしているため変化に気付きにくいことがあります。毎日見ている木でも内部まで確認することは少なく、巣が小さい段階では葉に隠れてしまいます。そのまま成長すると、今回のように40cm以上になってから蜂の多さで気付くことがあります。
今回のコガタスズメバチの特徴
コガタスズメバチは春に女王蜂が巣作りを始めます。初期巣の段階では巣も小さく、働き蜂の数もまだ少ないため、庭木の中に作られると気付かないことがあります。
その後、働き蜂が増えるにつれて巣も成長していきます。今回の作業日は8月17日で、巣は40cm以上の大型になっていました。夏は働き蜂の活動も活発になるため、巣が見えなくても周囲を飛ぶ蜂の数から存在に気付くことがあります。
注意点
庭木の周囲で多数のスズメバチを見かけた場合、巣を探そうとして枝を揺らしたり、剪定を始めたりしないでください。巣が葉の内側に隠れていると、気付かないまま急接近してしまう可能性があります。
放置するとどうなるか
活動中の巣を放置すると、時期によっては働き蜂がさらに増え、庭を飛ぶ蜂の数も多くなる可能性があります。今回のように普段から子どもが遊ぶ庭では、蜂の活動範囲と生活する場所が重なってしまいます。
もちろん庭に蜂が飛んでいるだけで必ず巣があるとは限りません。しかし、同じ庭木へ何匹もの蜂が繰り返し出入りしている場合は注意が必要です。巣を確認しようと植木の中へ顔や手を入れるのではなく、離れた場所から飛行方向を観察してください。
再発防止
今回は夜間作業で一匹の蜂も逃さず駆除できたため、粘着シートなどによる戻り蜂対策は行っていません。その代わり、今後同じような状態にならないために重要だと感じたのが庭木の管理です。
今回の庭木はかなり大きく伸び、内部まで枝葉が密集していました。こうした状態では、蜂にとって巣を隠しやすいだけでなく、人からも発見しにくくなります。
庭木での営巣を早く見つけるためには、次のような管理が役立ちます。
- 春の時期に庭木をしっかり剪定する
- 上部の枝葉を茂らせすぎない
- 木の内部まで見通せる状態を作る
- 剪定前に蜂の出入りがないか確認する
- 同じ木へ何匹も蜂が入っていないか普段から見る
特に大切なのは、剪定する前の確認です。すでに活動中の巣がある状態で枝を切り始めると、巣のすぐ近くまで気付かず接近してしまうことがあります。春の早い段階から庭木を管理しておくことで、夏に葉が密集しすぎるのを防ぎ、巣の早期発見にもつながります。
裾野市の住宅環境と蜂
裾野市は住宅地の中にも庭木や植え込みがある戸建てがあり、周辺の自然環境と住宅が近い場所もあります。こうした環境では、蜂が餌を探しながら住宅周辺へ飛来し、条件の合う庭木などを営巣場所として利用することがあります。
特に戸建ての庭では、目隠しや日陰を作るために庭木を大きく育てていることがあります。ただ、枝葉が密集すると内部の確認が難しくなります。今回の現場でも、大きく伸びた植木の中から巣を探し出すのに苦労しました。
庭木があること自体が問題なのではありません。大切なのは、定期的に剪定して内部の状態を確認できるようにすることです。裾野市のように住宅と自然が近い環境では、春から庭木を管理しておくことが蜂の早期発見にもつながります。
今回学んだこと
今回の現場で改めて感じたのは、大きな巣でも庭木の中では簡単に見つからないということです。40cm以上ある巣でしたが、枝葉がかなり茂っていたため、植木の中から位置を特定するのに苦労しました。
そして、巣が大きくなってから対策するより、春の時期に庭木をしっかり剪定しておくことが重要だと感じました。蜂を完全に寄せ付けないというより、「巣を隠せる場所を作りすぎない」「できても早く気付ける状態にする」という考え方が庭木の蜂対策では大切です。
よくある質問
Q. コガタスズメバチは庭木にも巣を作りますか?
はい。枝葉が茂り、雨や外からの視線を避けやすい庭木は営巣場所として利用されることがあります。今回も大きく伸びた庭木の内部に40cm以上の巣が隠れていました。
Q. 40cm以上の巣でも外から見えないことがありますか?
あります。枝葉が密集した庭木では、大型の巣でも葉に囲まれて見えないことがあります。今回も蜂が多数飛んでいることには気付いていましたが、巣そのものを探し出すのには苦労しました。
Q. 庭木の周りに蜂が多いときはどうすればいいですか?
まず剪定や草刈りを止め、離れた場所から蜂の飛ぶ方向を確認してください。同じ庭木へ何匹もの蜂が繰り返し入っている場合は、内部に巣がある可能性を考え、枝を揺らさないことが大切です。
Q. なぜ今回は粘着シートを設置しなかったのですか?
今回は夜間に作業し、一匹の蜂も逃さず駆除できたためです。戻ってくる蜂が発生する状況ではなかったため、追加の戻り蜂対策は必要ないと判断しました。
Q. 庭木の蜂対策はいつ行うのがいいですか?
今回の現場では、春の時期にしっかり剪定しておくことが重要だと感じました。枝葉が過度に密集する前に整えておけば、夏になっても内部を確認しやすく、巣が作られた場合の早期発見につながります。
まとめ
今回は裾野市の戸建て住宅で、庭木の中に作られた40cm以上の大型コガタスズメバチの巣を駆除しました。お子さんと庭で遊んでいた際に多数の蜂に気付き、それ以降は外で遊べなくなっていた現場です。
大きく伸びた植木の中から巣を探し出し、夜間に蜂を駆除。その後、庭木を一部伐採して巣を取り出しました。今回は一匹も逃さず駆除できたため、粘着シートなどの戻り蜂対策は行っていません。
今回のポイントは、40cmを超える大きな巣でも、茂った庭木の中では見つけにくいということです。春に庭木を剪定して内部まで確認しやすい状態を作り、夏場は蜂が同じ木へ繰り返し出入りしていないかを見ることが早期発見につながります。庭で蜂が急に増えたと感じたら、まず庭木の剪定を止めて蜂の動きを確認することが大切です。
