2026年9月10日、伊東市の戸建て住宅で、約10mの高所にある軒下へ作られたキイロスズメバチの巣を駆除しました。巣は40cm以上の大型で、今回特に難しかったのは蜂だけではありません。足場が悪く、巣へ向かってまっすぐにはしごを掛けられない場所だったため、高所作業そのものに大きな危険を感じる現場でした。
高い場所の蜂の巣は人から離れて見えますが、駆除するときにはその高さまで人が近づかなければなりません。今回ははしごを使って駆除し、巣の跡をヘラできれいに除去したうえで忌避剤を散布しました。9月に入り、キイロスズメバチの巣が大型化していることを現場でも実感しています。
現場情報
- 作業日:2026年9月10日
- 地域:伊東市
- 蜂の種類:キイロスズメバチ
- 巣の規模:大型(40cm以上)
- 巣の場所:戸建て住宅の軒下・約10mの高所
- 巣の個数:1個
- 作業時間:1〜2時間
今回の現場
今回のご相談は、伊東市の戸建て住宅で、約10mの高所にキイロスズメバチの巣ができていて危険というものでした。確認した巣は40cm以上。軒下に作られた大型の巣で、地上から簡単に手が届く高さではありません。
現場へ到着してまず重要だったのが、巣そのものだけではなく、そこまでどうやって安全に到達するかでした。高所の蜂駆除では、巣を見つけたからすぐ作業開始というわけにはいきません。はしごをどこに掛けられるのか、作業姿勢を維持できるのかを見る必要があります。
今回は足場が悪く、巣へ向かってまっすぐにはしごを掛けることができませんでした。そのため、通常以上に不安定さを感じる条件での作業になりました。蜂の動きを警戒しながら、同時に自分の足元とはしごの状態にも注意しなければなりません。
現場で感じたのは、今回については蜂以上に高所作業が危険だったということです。約10mという高さでは、蜂に驚いて体を大きく動かすこと自体が大きなリスクになります。巣へ薬剤が届くかだけではなく、作業中に姿勢を維持できるかまで含めて判断する必要があります。
安全を確認しながらはしごを使用して巣へ接近し、キイロスズメバチを駆除。その後、巣を撤去しました。さらに巣が付着していた部分をヘラできれいにこそぎ落とし、跡を残さないよう処理しています。
仕上げとして、巣があった場所へ忌避剤を散布しました。また、駆除時に外へ出ていた戻り蜂が立ち寄りそうな場所にも忌避剤を散布しています。作業時間は1〜2時間。今回は駆除そのものに加えて、高所で安全に作業するための慎重さが必要な現場でした。
なぜ軒下の高い場所に巣を作るのか
軒下は、スズメバチの営巣場所として確認される場所の一つです。屋根によって雨を直接受けにくく、巣を固定できる場所があるため、蜂にとって巣作りの候補になり得ます。
さらに高い軒下では、人が日常的に近づく機会が少ないという特徴があります。人間側からすると「高いから安心」と感じやすいのですが、別の問題として、巣が小さい段階では発見しにくくなることがあります。
今回も約10mの高所でした。地上から普段生活していて、軒下の状態を細かく確認するような高さではありません。こうした場所では、巣そのものより先に周辺を飛ぶ蜂が目につき、そこから見上げて巣に気づくこともあります。
蜂の気持ちになれば、雨を避けられ、巣を固定できる軒下は選択肢になる場所です。住宅では1階部分だけでなく、2階や屋根に近い軒下も時々離れた場所から確認しておくと、巣が大型化する前に気づくきっかけになります。
今回のキイロスズメバチの特徴
キイロスズメバチは、住宅の軒下など人の建物にも営巣することがあるスズメバチです。春に女王蜂が巣作りを始め、働き蜂が羽化すると巣の活動が拡大していきます。
今回の作業日は9月10日で、巣はすでに40cm以上まで大型化していました。現場を続けている感覚としても、9月に入りキイロスズメバチの巣が一気に大きくなってきたと感じています。
ただし、巣の大きさは営巣開始時期や環境などによって変わるため、「9月なら必ず40cm以上になる」ということではありません。大切なのは、秋に近づくほど大型の巣に遭遇するケースがあり、巣が大きければ働き蜂も多くなっている可能性を考えて不用意に近づかないことです。
高所の巣を放置するとどうなるか
約10mの高さに巣があると、地上にいる人からは距離があります。そのため、低い庭木や玄関脇にある巣とまったく同じ状況ではありません。ただし、高い場所だから蜂と接触しないとは限りません。働き蜂は巣から外へ出て活動します。
また、高所の巣では発見が遅れやすい点にも注意が必要です。今回のように40cmを超えてから気づけば、撤去時にも大型巣として対応する必要があります。
巣を見つけた場合は、高さだけで危険性を判断せず、蜂がどこを飛んでいるか、人が普段通る場所と重なっていないかを見ることが大切です。
高所の巣で特に注意したいこと
高い場所の蜂の巣を自分ではしごや脚立に乗って確認しようとすると、蜂に刺される危険に転落の危険が加わります。特に足場が悪い場所では、巣に手が届くかではなく、安全な姿勢を維持できるかが重要です。
今回行った再発防止
今回の現場では、巣を撤去した後、巣が付いていた部分をヘラできれいにこそぎ落としました。そのうえで、巣があった場所へ忌避剤を散布しています。
さらに、駆除作業の際に巣の外へ出ていた蜂が戻ってくることも考え、戻り蜂が立ち寄りそうな場所にも忌避剤を散布しました。巣を取った瞬間だけを見るのではなく、作業後に蜂が戻ってくる可能性まで考えて処理しています。
再発防止は現場によって方法が異なります。隙間への営巣なら侵入口を塞ぐ方法がありますが、今回のような軒下では同じ方法が使えるとは限りません。今回は巣の跡を除去し、周辺への忌避剤散布を行うという対応でした。
伊東市の住宅で高所の巣を確認するとき
伊東市に限らず、戸建て住宅では1階の軒下だけでなく、2階や屋根に近い部分にも巣ができることがあります。今回の現場は約10mというかなり高い位置でした。
高所の巣で大切なのは、発見した人が自分で高さを測ったり、巣の大きさを確認するために登ったりしないことです。地上の離れた位置からでも、蜂が一定方向へ出入りしているか、軒下に巣らしいものがあるかは確認できます。
特に9月のように大型の巣が見つかる時期は、家の周辺でスズメバチを繰り返し見かけるようになったら、普段見ない高い軒下も離れた場所から確認してみることが早期発見につながります。
今回学んだこと
今回一番印象に残ったのは、蜂以上に高所作業の危険を感じたことです。約10mの高さに加え、足場が悪く、巣へ向かってまっすぐにはしごを掛けられませんでした。高所の蜂駆除は、蜂だけに集中してしまうと危険です。
9月に入り大型のキイロスズメバチの巣を目にする中で、早い段階で巣を見つけることの大切さも改めて感じています。高い場所ほど普段の目線から外れます。蜂を頻繁に見かけたときは、足元だけでなく軒下も確認することが一つの手がかりになります。
よくある質問
Q. 10mくらい高い場所の蜂の巣なら安全ですか?
高さがあるため直接巣へ近づく機会は少なくなりますが、それだけで安全とは判断できません。蜂は巣の外へ活動に出るため、人の動線や建物の利用状況も合わせて見る必要があります。
Q. 高所の蜂の巣をはしごで自分で取ってもいいですか?
高所では蜂への対応に加えて転落の危険があります。今回も足場が悪く、巣へまっすぐにはしごを掛けられない状況でした。届く高さかどうかだけで判断しないことが重要です。
Q. 9月はキイロスズメバチの巣が大きくなりますか?
夏から秋にかけて巣が成長し、働き蜂も増えていきます。今回の9月10日の現場では40cm以上でした。ただし、すべての巣が同じ大きさになるわけではなく、営巣状況によって異なります。
Q. 巣を撤去した後に跡まで取るのはなぜですか?
今回の現場では、巣を撤去した後に付着していた部分をヘラできれいにこそぎ落としました。その後、巣があった場所と戻り蜂が立ち寄りそうな場所へ忌避剤を散布しています。
Q. 高い場所の巣はどうやって確認すればいいですか?
地上の安全な場所から確認するのが基本です。大きさを正確に測るために真下へ入ったり、脚立やはしごで近づいたりする必要はありません。蜂の出入りと巣の位置を離れた場所から確認します。
Q. 駆除にはどのくらい時間がかかりましたか?
今回の伊東市の現場では1〜2時間でした。約10mの高所で、足場条件も良くなかったため、安全を確認しながらはしごを使用して駆除・撤去・清掃・忌避剤散布まで行いました。
まとめ
2026年9月10日の伊東市の現場では、戸建て住宅の約10mの軒下に40cm以上のキイロスズメバチの巣ができていました。今回は足場が悪く、巣へまっすぐにはしごを掛けられなかったため、蜂以上に高所作業の危険を感じる現場でした。
高い場所の蜂の巣は地上から離れていますが、駆除しようとすれば人がその高さまで近づく必要があります。特にはしごや脚立を使う場合、蜂に驚いたときの転落まで考えなければなりません。
今回も安全を確認しながら駆除・撤去を行い、巣の跡をヘラで除去して忌避剤を散布しました。9月に入り大型のキイロスズメバチの巣を目にする機会が増えていると現場でも感じています。家
