伊東市で庭木にできたアシナガバチの巣を駆除してきました。6月になると「最近蜂が飛んでる気がする」「庭木の近くで蜂をよく見かけるようになった」というご相談が増えてきます。

伊東市は自然が多く、庭付き住宅や別荘も多い地域です。植木や生垣、庭木が豊富なお宅も多いため、アシナガバチにとっては巣作りしやすい環境が整っています。

今回のお宅もまさにそんなケースでした。庭の手入れをしている際に蜂を見かけ、「どこかに蜂の巣があるかもしれない」と感じてご相談いただきました。

実際に現場へ行ってみると、アシナガバチが好みそうな条件がいくつも揃っていました。今日はその現場のお話をしながら、この時期のアシナガバチについてご紹介したいと思います。

伊東市でよく見られるアシナガバチの特徴

アシナガバチはスズメバチほど大型ではありませんが、住宅周辺で見かける機会の多い蜂です。

名前の通り脚が長く、飛行中に脚をぶら下げるような姿勢で飛ぶため見分けやすい特徴があります。

6月頃になると働き蜂が増え始め、庭木や軒下、カーポート、ポストの裏側などで活動している姿を見かけることがあります。

現場でもよく見るケースですが、巣がまだ小さいため気付かれないことも少なくありません。気付いた時には蜂の数が増えていたというケースもあります。

なぜ庭木に蜂の巣を作るのか

庭木はアシナガバチにとって非常に魅力的な場所です。

葉が茂っているため外から見えにくく、雨風もある程度防げます。また、直射日光も避けられるため温度変化が少ない環境になります。

特に伊東市は緑が豊富で、住宅街でも庭木がしっかり管理されているお宅が多く見られます。

蜂の気持ちになれば選びたくなる場所でした、と思う現場も少なくありません。

枝と枝の間や葉の裏側などは、初期巣を作る場所としてよく選ばれています。

4月・5月・6月の蜂の動き

春から初夏にかけてアシナガバチは少しずつ活動を活発にしていきます。

4月頃は冬眠から目覚めた女王蜂が巣作りを始めます。この頃の巣はまだ小さな初期巣です。

5月になると女王蜂が産卵を続け、巣の部屋数も増えていきます。

そして6月になると働き蜂が増え始めます。最近こういう相談が増えてきましたが、「庭で蜂が飛んでる」「植木の近くで蜂を見る」というのはこの時期によくあるご相談です。

今見つけられて良かったです、というケースも多くあります。

放置するとどうなるのか

アシナガバチの巣は時間とともに大きくなります。

6月下旬の段階ではまだ比較的小さいこともありますが、夏に向けて働き蜂の数が増えていきます。

庭木の剪定や草取りなどをしている際に気付かず近付いてしまうこともあります。

場所によっては危ないこともありますので、蜂の出入りを見つけた場合は無理に確認しない方が安心です。

自分で蜂駆除できるのか

巣の位置や大きさによって判断が変わります。

まだ小さな初期巣であれば対応できる場合もありますが、高い場所や庭木の奥深くにある場合は確認自体が難しいこともあります。

特に植木の中は足元も不安定になりやすいため注意が必要です。

無理はしないでくださいね。

スプレー使用時の注意点

市販の蜂用スプレーを使用する際は風向きの確認が大切です。

また、葉が多い場所では薬剤が巣まで届かないこともあります。

現場でよく見るケースですが、蜂だけ散ってしまい巣が残っていることもあります。

状況によっては慎重な判断が必要になります。

やってしまいがちなNG行動

  • 枝を揺らして確認する
  • 棒で巣を落とそうとする
  • 蜂を手で追い払う
  • 草刈り機を近くで使う
  • 脚立を使って無理に確認する

実際の現場でも見かけることがありますが、蜂を刺激する原因になることがあります。

再発防止と忌避対策

庭木を定期的に管理することは再発防止につながります。

枝葉が密集している場所は蜂が好む環境になりやすいため、風通しを良くしておくことも有効です。

また春先の4月から5月にかけて定期的に確認することで初期巣を見つけやすくなります。

【現場日記】伊東市で庭木にできたアシナガバチの巣を駆除した日

先日ご相談いただいたのは伊東市内の住宅街にお住まいのお客様でした。

「最近庭に出ると蜂が飛んでるんです」

そんなお電話から始まりました。

詳しくお話を聞くと、最初は1匹か2匹程度だったそうですが、ここ数日で見かける回数が増えてきたとのことでした。

現場へ到着すると、敷地内には立派な庭木が並び、緑がとても豊かなお宅でした。

伊東市らしい穏やかな住宅街で、周辺にも植栽が多く見られました。

まずは蜂の飛行ルートを確認しました。

蜂は目的地がある時、ある程度決まったルートで飛ぶことがあります。

しばらく観察していると、庭木の中へ出入りしているアシナガバチを発見しました。

近付いて慎重に確認すると、葉の陰に隠れるように初期巣より一回り大きくなった巣がありました。

お客様も一緒に確認され、

「全然見えなかったです」

と驚かれていました。

確かに外からはほとんど見えません。

葉がしっかり茂り、雨も当たりにくい場所でした。

ここ蜂が好きそうだなと思いました。

周辺には小さな虫も多く、餌を確保しやすい環境だったことも理由の一つかもしれません。

作業前に少し観察していると、働き蜂は庭木から飛び立ち、近くの植栽方向へ向かう動きを繰り返していました。

自然が豊かな伊東市ならではの光景です。

今回の巣は6月下旬としてはまだ比較的小さな状態でした。

おそらく5月頃から女王蜂が巣作りを始めたのでしょう。

もしあと1か月ほど経っていたら、働き蜂の数もかなり増えていたと思います。

作業終了後、お客様から

「今のうちに見つかって良かったですね」

という言葉をいただきました。

私も同じ気持ちでした。

蜂の巣は大きくなってから発見されることもありますが、今回は比較的早い段階で見つけることができました。

日々現場を回っていますが、こうした小さな違和感が巣の早期発見につながることを改めて感じた現場でした。

よくある質問

Q1. 庭木に蜂が飛んでいたら巣がありますか?

必ずではありませんが、同じ場所を何度も出入りしている場合は近くに巣がある可能性があります。

Q2. アシナガバチは毎年同じ場所に来ますか?

同じ巣を再利用するわけではありませんが、環境が良い場所は再び選ばれることがあります。

Q3. 初期巣はどれくらいの大きさですか?

5月頃は数センチ程度のことも多く、注意して見ないと気付かない場合があります。

Q4. 6月は蜂が多い時期ですか?

はい。働き蜂が増え始める時期なので相談件数も増える傾向があります。

まとめ

今回は伊東市で庭木にできたアシナガバチの巣を駆除した現場をご紹介しました。

伊東市は自然が豊かで庭木の多い住宅も多いため、アシナガバチが巣を作りやすい環境があります。

4月に女王蜂が動き始め、5月に初期巣が作られ、6月には働き蜂が増え始めます。

最近蜂が飛んでるなと感じたら、まずは落ち着いて様子を観察してみることも大切です。

今回のように早い段階で気付けると選択肢も増えます。今見つけられて良かったです、というケースは本当に多いんですよね。

これから夏本番を迎えますので、庭木や軒下などを見かけた際は少し気にしてみると良いかもしれません。